ドキュメントによる情報共有と公開範囲について
- 基本全公開のesa、例外的に公開範囲限定のGoogle Docsという構成がよいと思っている
- 細かい公開範囲設定ができるツールを使うと、人間は公開範囲を設定してしまう
- 人間の行動は環境に規定される
- 公開範囲の設定が可能なツールを使うと、ドキュメントを書く度に「これはどこまで公開すればいいのか」という問いが無意識に生まれ、公開範囲を制限する、という選択肢が生まれる
- 全公開 or 制限という判断を迫られると人は安全側に倒れてしまうので、公開範囲を制限することになる
- 結果、多くのドキュメントは全公開ではなく、公開範囲が設定されることになる
- これにより細かいところで情報の非対称性が生まれる
- ドキュメントを読んでいて、そこにある別のドキュメントへのリンクを辿るが見えない、など
- バックグラウンドを詳しく知りたい、というWhyから考える精神の働きを妨げる
- esaは公開範囲の設定ができない
- 標準のドキュメント作成フローから公開範囲設定がなくなることで、「ドキュメントを書く場合は全公開」がデフォルトになる
- 公開範囲設定があるツールを使うと、毎度権限設定に行動が導かれ、権限設定沼が発生する。これがesaを選ぶ理由
- デフォルト全公開、というナッジが機能する
- 標準のドキュメント作成フローから公開範囲設定がなくなることで、「ドキュメントを書く場合は全公開」がデフォルトになる
- Google Docsも基本全体公開にする
- 他社の人との共有などでGoogle Docsを利用する場面は出てくる
- この場合も全体公開にする
- 権限設定は単純にする
- 全体、VPのみ、経営陣のみ、など
- 縛りプレーで悩みを減らす
- 細かい公開範囲設定ができるツールを使うと、人間は公開範囲を設定してしまう