Quipperを退職しました & 求職中です
一言でいうと: Quipperを退職しました。Quipperの皆さん、本当にどうもありがとうございました!現在求職中です。ご興味あれば me@fujimuradaisuke.com か https://facebook.com/dfujimura までご連絡ください。Ruby、JavaScript、チーム開発のリード、などができます。wishlistはこちら
2015年6月末日をもって、Quipperを退職しました。
立ち上げ当初のMercariを体を壊して*1辞めて*2入院して手術受けて退院、さて今後どうしようと悩んでいるところで、ひとまずフリーランスで働こうとQuipperで働き始めました。2013年6月でした。
当初からフリーランスはあくまでモラトリアム期間という位置づけで、いずれは正式に会社に入るつもりでした。働いてみるとQuipperは想像以上によいところで、9月には正社員になっていました。教育という事業領域、グローバルな体制という点もさることながら、何よりメンバーが素晴らしかったのが決め手です。
Quipper在籍中にやったことを、立場で切って大きく分けるとこの二つでしょうか。
- ベネッセさんとの大規模実証実験で開発チームリーダー
- プロジェクトの仕組み作りとか、協業体制作りとか、開発チームの運営とか。
- 東京開発チームのリーダー
- 採用とかメンバーの配置とか面談とか。あと、オフィスが3つある(London/Manila/Tokyo)ので、その分担の相談とか。どちらかというと裏方。
一番の実績としては、ベネッセさんとのプロジェクトが無事完遂し高い評価を得たことになるのかな。もちろん全く事故ってないとは言えませんし*3、今思い出しても心がムズムズする反省点もあります。そもそも僕個人の実績ではなく、チームの実績だし。とはいえ、開発チームのリーダーとして在籍していたプロジェクトが「成功です!」と関係者に評価されていることは、客観的に見て実績と考えてもよいだろう、と判断することにしています。
あとQuipper Schoolのリリース体制を整備したりしてました。もちろんコードも普通に書いていました。
ちなみに退職の理由はよくあるタイミング的な問題です*4。Quipperは先日リクルートに買収されましたが、これは関係ないです。個人的にはリクルートと仕事するのはとても楽しみだったし、素晴らしいチームになれると思っていたので、残念です。
次の仕事は決まっていません。のんびり勉強しつつ*5、Quipper在籍中に蓄積した思考を解きほぐして、じっくり次の仕事を決めるつもりです。やることとしては、今までしてきた仕事を考えると、技術と組織の掛け算で事業に貢献するって感じになるかな思います*6。けど、よい目的と信頼できるメンバーがいれば、関わり方はなんでもいいかなーと*7。
ということで、エンジニアもしくはそれに類する職種の人間をお探しの方、ご興味あれば me@fujimuradaisuke.com か https://facebook.com/dfujimura までお気軽にご連絡ください。下に略歴をまとめておきました。お昼も都合がつきますので、ランチのお誘いお待ちしています。
Quipperは素晴らしい会社です。崇高なゴール、興味深い事業領域、安定した高い技術力、先進国・新興国含めたグローバルな体制、なにより最高のメンバー。なかなか離れがたいです。が!僕は僕の道で高みを目指して頑張っていこうと思います。
辞めた人間が宣伝するのも妙ですが、Quipperは各ポジションで絶賛採用中なので、興味を持たれた方は是非連絡してみてください。
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最後に、渡辺さん、中野さんをはじめQuipperの皆さん、社外のお世話になった皆さん、本当にどうもありがとうございました!今後のQuipperと皆さんの発展を心より願っております。何か今の立場で協力できることがあれば、遠慮なくご連絡ください*8。
ということで、皆様今後ともどうぞよろしくお願いします。
略歴
早稲田大学第一文学部哲学専修を卒業。大手ERPパッケージソフトの導入エンジニア(2次請け)としてソフトウェア開発を始める。Rubyがやりたくなり、とあるITベンチャーに7人目の社員として入社、Ruby on Railsを使うようになる。一年後業績不振のためレイオフされ(およそ半年後会社もなくなった)、groovesに入社。Rubyをメイン言語とする開発チームを中心人物として立ち上げる。その後Aimingに入社、認証サーバー、分析基盤などのチームを経て、Unityで作られたゲームをHTML5へ移植するプロジェクトに開発チームリーダーとして参画、なんとかリリースにこぎつける。その後フリーランス、Mercariなどを経てQuipperに参加。東京開発チームのリーダーとしてベネッセとの共同プロジェクトを成功に導くなどする。
プログラマーとしてはRubyを最も得意とする。JavaScriptを用いたシングルページ・アプリケーションの開発実績も多数ある。チーム開発をリードする経験も複数ある。プライベートでは主にHaskellを書いており、オープンソース・プロダクトへの貢献がいくつかある。
PS: wishlistを作ってみたので、貼っておきます。僭越ながらよろしくおねがいします。どちらかというとご笑覧向けのおもしろリストになっております。 http://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/3Q71MJUSPEEX8/
*1:扁桃炎が扁桃周囲膿瘍になり慢性化しました。最終的に2週間周期くらいで再発しててまじ辛かった。排膿のため口に注射針を入れて喉から膿を抜くんですが、それが痛いし怖い。あと一回再発することに5回点滴に通わないといけなくて超めんどくさかった。挙句の果てにMRSAが出たりした。扁桃腺が怪しい方はどうぞ切除をご検討ください!当たり前ですが、治ります。再発もしません。切除手術を受ける基準としては年4回発症だそうです。ちなみに今は完治して健康です。
*2:とんでもないタイミングで抜けたので、本当に申し訳なく思ってます…。
*3:ソフトウェア開発プロジェクトは大体そうだと思いますが。
*4:知りたい方は個人的に聞いてください。
*5:戸次大介『数理論理学』 を読む予定。論理学の知識が中途半端なので脱半可通したい。これ以外にも不足している/ずっと興味がある領域の知識を補おうと思ってます。『離散数学―コンピュータサイエンスの基礎数学』と『ふつうのLinuxプログラミング』をちゃんとやり、『プログラミング言語の基礎概念』は勉強会も開催されてるので読もうかなと。
*6:技術に振るかマネジメントに行くか?って話しについては、過去の経験から見るに、どこに行ってもマネジメント的な仕事をは避けようがない雰囲気なので、両立主義者として生きていくことにしました。そもそもマネジメントというか組織のことは興味もあるし、嫌いではないです。
*7:どんな事業がいいの?って問いについては、僕はヴィジョナリータイプではないので、熱量と千里眼のある(法)人と出会いたいです!業界的には、学生時代からインフラストラクチャーを支えたいという気持ちはあります。エネルギーとか交通とか。スタートアップ向けエンジニアという今の自分のスキルセットが直球で活かせる業界ではなさそうなんですが。投球スタイルを変えるのも面白そうではある。